三留電通生の戯言

いずれ何かを書くかもしれない

果たして電通大の単位を取ることは難しいのか

早速結構ぶっちゃけたような内容を書こうと思います。

 

電気通信大学は所謂「監獄」として有名で、あらゆる必修が大学生の命を脅かせにやってくるとの話が定説だといわれています。

主にいえば実験とかがその顕著たる例ですかね。

 

僕もなんにせよ3留もしてるし、5年過ごして95単位くらしか取れていないので(学生初期の頃はもっと酷かった)、主観的事実から考えれば電気通信大学は単位を取るのが難しいと思われるでしょう。

 

しかしちょっと待ってください。

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これは自分の5年前期までのデータです(年次が4年になってるのは「5年という概念が存在していない」からです)

総取得単位が81でGPA合計が164。GPA換算で言うと取得した単位は平均で「良」は取れていることになります。

自分に関してはお世辞でもいい授業態度を取っているわけではない(つーかそもそも授業に行かない)のですがそれでもこの程度まで取れるのであれば「やるところ」と「やらないところ」をはっきりと決めていれば余程のことが無い限りこの水準で単位がもらえるのは無いだろうかと推測されます。

 

個人的に有用だった考え方を以下に記しました。

  • 問題のパターンに慣れるために板書する

大学の授業は理論上板書に書かれた内容を全部覚えればほとんどそのまま試験対策が完璧にできると経験から予想しているので、GPA3.5とかそれに準じた成績を取りたければテスト1ヶ月前から全リソースを暗記に費やせばいいんではないでしょうか。

 

無論、普通の大学生はそんなロボットみたいな学習方法なんてやりたくはないであろうし何よりも勉強がつまらないものになるでしょう。

しかし、問題に対するパターンを学習するのは単位取得の近道だと思います。

 

自分の高校は所謂自称進学校で、3年の頃からやれセンター対策だ二次試験対策だ模試だので朝から晩まで土日も色々振り回されてました。(上京して周りから色々高校時代の話を聞いたが、世の中の高校には普通0時限目というものはないらしい)

演習中心の対策ばかりを授業で行うのは個人的にはあまり肌が合わないしいいものじゃないと思っているが(何もわからない数学の問題の演習の解法とか聞かされたところでできるようになる訳ないじゃん)、問題のパターンを覚えるのには有用だったなとは感じます(パターン固定が激しく問題に要求される理解力自体は低いセンター試験はある程度解けるようになった)

 

大学の授業も教授の匙加減で試験の問題のレベルや難易度も変わってくるので、画一的に皆と同じように問題演習をやるよりかは、「その教員の求めていること」を書けるようになるために板書とかはきっちりノートには取ったほうがいいと思います。

 

  • 教員に媚を売る

なるべく教員には媚を売っておいたほうがいいです。たまにそれで単位がきます。

どんなに授業のやりかたが嫌味ったらしいような教員でもオフィスアワーやメールで質問すると素直にアドバイスやヒントをくれたりするのでレポートや試験勉強などで悩んだ場合はコンタクトを重ねたほうがいいです。

 

  • 常識を疑う

今まで小学校・中学校・高校と学生生活を送ってきた人がこの大学では大半であろうと思われるが、たいていどのような人間も「宿題」というものをやってきたのではないでしょうか。

例えば夏休みの宿題をやってなくて最後あたりの日に一気にやったりとか宿題で夜遅くまで起きる羽目になったりとか。

自分は宿題という類を今までほぼ全くやってこなかった人間の屑なのでそういった経験は自分自身ではあまりないのですが、そういう宿題に関しては、それそのものに意義があるわけではなく「宿題をやって出す」ことに意義がったのではないかと大学生になってから初めて提出物を出すようになった今になって感じます。

 

電通大の授業のおおよそ6割くらいにはレポート課題というものが出ます。(類やプログラムによっては多少変わりそう)

紙で提出したりWebclassを利用したりと様々。

人によってはそれも提出ギリギリになって焦って出したりすることも多かったりするでしょう。

僕はもう遅れに遅れまくって出すタイプなのでそれでもえらいと思います。

 

しかし何事もタスクに追われ続けると精神が持ちません。タイミングが悪ければ一度に5,6個くらいのレポートが降ってきますし。

 

そこで考えを変えましょう。

 

レポートを期日までに出すという常識を疑うのです。

 

馬鹿なことを言い出したと思う人もいるかもしれません。バカじゃなかったら三留しないのでしょうがないじゃないですか。

 

高校までの学生は「生徒」、大学からの学生になって初めて「学生」といった扱いになると誰かが述べていました。

個人的にニュアンスの違いはよくわからないのですが「学生」になると個人のやることにある程度自己責任が伴うようになる、といったような言い方をよくされます。

 

詰まる所、レポートを1回くらい送れて出したところで怒られたりとか、そういった類のものはなくなるという事です。

もちろんそれによってレポート点が減点されて単位が取れなくなった場合本末転倒ですが、大学になってくると一週くらい遅れても平気な顔を出して次の週に出してしまえば大体評価をしてくれるものであるような気がします。

 

もちろんこんなこと推薦や学費免除を狙ってるような学生に対してはありえないような話ですが、「レポートを抱えすぎて潰れる」学生や、「レポートが多すぎて全部中途半端になる」学生の人は、多少減点リスクを覚悟で1つ1つのレポートの完成度を高めたほうがストレスはすくなくなるんじゃないかと思います。潰れて何個か不可を取るより数個可を量産するくらいの舐めプの方が長期的には正義です。

(科目によっては遅れを認めないパターンがありますのでその品定めは大事です)

 

 

目の前のタスクに集中しすぎて長期スパンで大きく気疲れしてしまう学生はこの大学の忙しさだと結構多く見られるように感じますので、あくまで一個人で活動できる「学生」として、自分の一番安定しやすい生き方で学生生活を過ごすことが単位を比較的楽に取る上で大事であるとこの記事の締めくくりとして述べさせていただきたいと思います。

長々ととっ散らかったような文章をお読みいただきありがとうございました。