僕と電磁気と立体感覚
たまには留年生ブログらしい観点で書こう。
電気通信大学では主に物理学概論で電磁気をちょっとだけ体系的に学び、そのあとは類によってマクスウェルの方程式などの少し深い分野を学ぶことになります。
たしか今のカリキュラムだとⅠ類は電磁気は選択科目ですらなくなったような。
自分の場合、過去の記事でも延々と言及していますが大学生活で電磁気に一番苦しめられています。
コレはリサーチ不足が原因なんですけど、I科だと電磁気が講義と演習で3単位必修なんですよね。J科だと電磁気はそもそも履修しなくても卒業できる(できた)。
思えば高校の頃から物理は苦手でしたし電磁気は特に苦手でした。現役の頃なんかはほとんど鉛筆ころがしだったような覚えがあります。
そもそも「数学の勉強をしなかった」というのが原因な所もありますが、どうしても電磁気の電場や電位について空間をどういった風に取り扱えば法則が適用されるのかがわからないんですね。
講義を聞いても演習問題を解いても「どうしてこの通りに座標を定めると法則が適用できるようになるのか」が全く分からなかったんです。
というか電磁気以前に物理学概論で詰んでいたのでそりゃ理解できるわけ無いですよね。
2年前くらいにのっぴきらなくなった僕はサークルに物理が得意な先輩(留年生)がいたので相談してみることにしました。
先輩「あー、君まず面積分が理解できてないね?」
そう、実は自分が電磁気が解けないのは先ほど言った通り数学の勉強ができていないからなのでした!
…といえば簡単なのですが面積分の理解ってどうやるのでしょうか?
それが言われただけでわかるような人間だったらそこまで苦しんでないような気がします。
となればそれの原因を探らないといけないわけですね。
それから114514秒にわたる研究の末なんとなくわかってきた驚愕の事実があります。
立体感覚が乏しいと面積分の理解が及び辛い
いやまあそれはそうなんですが二次元空間で三次元のオブジェクトを表現できないように、まずユーグリッド空間やベクトル空間について感覚が掴めていないと当然立体的な積分を求められる面積分や線積分が無理になるわけですね。
はてさて、そもそも(薄々感じてはいたが)
自分は絵を描いてるのに立体感覚が乏しい
といった事実に今度は直面してしまいました。
結局のところ、電磁気の内容はそういった素養の部分でも多少は左右されそうですね。
ただ原因がわかればあとは対策をすればいいだけです。
でも立体感覚のトレーニングって何だ・・・
トレーニング・・・
デッサン・・・?