二年次終了審査の話
どうやら電通大の二年次終了審査(コース配属審査)の基準が更に緩くなったみたいです。
もともと自分達の代が入学したときから以下の条件に変更がされていました。
①初年次導入科目と理数系基礎科目の全てを修得すること。
(つまり「1年の必修全部取れ」。)
②上項を満たさない場合でも以下を満たせば審査に特例で合格できることがある。
(「ことがある」とはいうが基本は合格できる)
- 審査段階で卒業までに必要な単位のうち60単位を取得していること。
- 審査段階でのGPA平均が1.3を超えていること。
今度はこの赤文字の要項が無くなり、60単位さえとれればとりあえずは進級できることに。
ここで大きくつまずきまくった自分が言うのも何なんですが*1、結構ズルしやすくなるんですよねこれ。
主な点で言えば人文科目で単位数を稼ぐことが出来るというのがあって、あまり必修の単位を頑張って取ろうとしなくても無理やり進級すること自体が容易になりました。
つまるところ、2年前期と後期でそれぞれ人文を3コマ+集中講義でおおよそ16単位程度は獲得できるのでそれ以外で44単位とれば良い、といった感じです。
今の学域だと1年時で必修が36単位くらいはあるはずなのでほとんど2年の科目を履修しなくても進級が出来るといった感じです。GPAも関係なくなったのでそもそも勉強しなくても可をとりまくって進級することも簡単になりました。
(そんなことをすると3年でほぼ確実に詰むとは思うが)
ところでこの改革に至った原因は何かというと、やはりⅢ類の二年次終了審査の合格率の悪さなんでしょうか。
どうもプログラムによっては過半数が3年にストレートで上がれない現象が発生しているらしく、そうなると研究室の運営に大きく関わってくるので、それに危機感を持った学校側がⅢ類の人たちをなるべく卒業研究審査まではチャンスを与えられるようにしたの感じなのでしょう。
(二年次60単位をクリアすれば三年次は101or103単位なので所要40単位強だから理論上は容易)
ここで類改組の弊害が露骨に出てくるとは学校も予想外だったのかもしれませんね。
ちなみに僕ですが
2年・・・30単位
3年・・・35単位
4年・・・65単位(GPA1.2)
5年・・・97単位(GPA1.5)
なので基本的に制度もへったくれもない状態ではありました。
ただ無理に3年になるために歪な履修をするよりは、やっぱり必修をなるべく取得して三年以降の専門科目の内容がスムーズに理解できるようになっていたほうがいいのかなと専門実験を通じて感じます。
なんかそれっぽいニュースが飛び込んできたので無理に記事を書きましたがやはり難しい話題だと思いました。やはり自分が二年次審査に合格してしまったから熱さが喉元を過ぎてしまったのでしょうか。
いやそもそも実験のレポートとテスト対策で精神がそれどころじゃなくなってるのかもしれませんね。
*1:実は4年時終了段階で65単位GPA1.2だったので当時これが適用されてればうまくいけば二留で済んでた可能性はある