三留電通生の戯言

いずれ何かを書くかもしれない

電通大の人文科目

こんにちは。

 

さて皆さんに質問です留年生は現役生に比べて優れていることがいくつかあります。

その1つは何でしょう?

 

はい、そこの貴方正解。

無駄に履修した科目の数です。

 

留年する人に限ってなぜか興味関心がバラけすぎて取れるわけも無い科目を履修したりするんですよね。

 

先日ようやく法学の集中講義が終わりましたのでついでに人文科目の記事を書きます。

 

僕は前日の記事でも書いたとおりこれまでに人文科目を16単位(8科目)履修しておりました。

 

実際のところ履修規則を見ればわかるんですが人文科目は卒業までに8単位とればいいのでわざわざ電通生は焦って2年の内にとる必要もなかったりするんですよね。そりゃまあ学年が進んでまでこんな無意味な科目取りたくないという人がいてもおかしくはないんですが。

それに「予備登録」制のおかげでたまに履修したい科目がとれずに履修取消をする人も多かったりします。

 

とりあえず来年の18生、またまだ人文を取りきっていない人の為に最低限の私見と自分の履修した科目のレビューでも載せていこうかなと思います。

 

電通大の人文科目アドバイス

・楽な科目はつまらん

大学のカリキュラムにおける定石です。

友達が受けてるからといってつまらない科目に精神削るくらいなら自分の興味のある科目を取りましょう。出席さえきちんとしていれば単位くらいはきます。

 

シラバスを読め

理由はわからないんですが電通大生、まずシラバスを読まない。

せめてどんな内容か把握してから予備登録しましょう。

同じ科目でも前期(A)と後期(B)で対象とする範囲(内容)が異なるので必ずしも通年履修が安定というわけではないです。ので後期が始まる前にも確認を忘れずに。

 

・講義資料を貰え

基本的にちょっとづつ順番や内容いじってありますが大筋は基本的に毎年変わりません。

先輩が履修してそうな科目だったら事前に資料を貰っておくのが安全でしょう。

でもノートはきちんととろう。

 

 

人文科目の個人的感想

政治学

楽な科目って言われてたので取った。当時は結構左翼的で有名だった先生だったので大体の内容を聞き流していた。

一応教科書があるみたいなのだが特に持って無くても単位はきた。当時は期末レポート。新しい先生になって期末試験になったようなので結構面倒な科目になってそう。

先生が変わったが国家と国際の話を中心にするのは変わってないみたい。国際情勢なんか知らん!といった人には向いてません(例えば僕)

 

倫理学

Aの内容はソクラテスから始まる古典倫理学(メタ、規範、功利、カント)でした。

あまり近代の倫理学には興味が無いのでAのみ。受けたときは集中講義だったので期末試験持込なし。この科目持ち込み無いの結構つらい。

倫理学は「お前の感情など知らん」というのが鉄則なのできちんと先人の知恵を借り、それを活用できるようにしましょう。カント倫理学は人間の感覚的には肌が合わないと思われますが単位を取るには便利です

 

・技術史(前期のみ)

ほぼ日本史。しかも文化史。内容は日本史を履修していた人であれば聞いたことはあるような文化を取り扱います。国立技術博物館へ行くノルマ有。

個人的に日本史の一番の難関といえば文化史のような気がするんですよね。資料を見るのは面白いんですがそれをセンター試験で解けといわれると難しい。

先生はツイ廃かつユーモアな人です。エゴサでRTかましてきます

大体この科目も楽しいけど難しいといった評価で間違いは無いです。

 

・法学A

法学は最近は集中講義でしか行いません。学期中にあまり授業を増やしたくない人は基本的に履修しておきたい科目じゃないでしょうか。

自分が2,3年の頃はとにかく容赦の無い法学おばさん(僕個人の勝手な呼び名)が教鞭を振るっていたので判例主義の鬼科目だったのですが(内容は割と真面目に聞くと面白かった)、新しい先生になって科目の難易度自体は著しく易化したと思います。

(ほぼ)期末試験一発勝負ですが期末試験が簡単すぎるので良い評価を絶対に取りたい!といった人には向きません。(先生の成績評価基準がよくわからん)

Aは憲法の理念中心の話です。日本国憲法が好きな人には向いてる。

 

・法学B

これも集中講義(春休みに行います)。今度は三権分立の話が中心。国会や裁判所のシステムに一定の趣があれば楽しい科目だと思います。前の先生だったときはほとんど日本のシステムの話しかしてなかったような記憶がありますが新しい先生ではちょっと他国の話も交えます。

法学Aはありえないほど人が多い(A101が埋まるレベル)ですがBは教室の半分くらいは空くので人ごみの空気感が嫌な人にはBの方が肌に合うと思います。

 

文化人類学

文化人類学も楽との評判が多い科目です。

Bは主に世界の村社会、民族について語られます。民俗学っぽい内容です。

1限なのと結構な頻度で中レポートが出るのであまり生活習慣が良くない人にはオススメしません。

中レポートと期末試験。期末試験はかなり簡単なほうなので出席が足りなければそこでカバーする感じになると思います。

 

・心理学B

認知的不協和など人間の深層的心理行動について学びます。

この先生はスマートフォン禁止・居眠り禁止(破ると出席が認められない)なので興味ない人にはオススメしません。ただし興味がある人にはとても面白い内容です。

年度毎に形式が違う小レポートと期末レポート。期末レポートは〆切が春休みに入ってからなのでそういう意味では助かります。

 

・美術B

中世~近現代までの美術のトレンドや文化をピックアップ形式で学びます。

国立西洋美術館へ行くノルマ有。存外出席に甘い先生なので(休みすぎはダメだが)なんとなく芸術に興味があるなら志望するといい知識が得られます。

期末がなぜか事前に作成したレポート文を暗記する大問があるので情報収集がヘタな人には不向き。レポート期末共に図書館をほぼ確実に利用する科目です。

 

 

大体こんな感じ。もうちょっと為になるアドバイスとかできればいいんですけどね。そういうのは期待できなさそうです。

 

このブログ、毎日更新するにはどうもユーモアに足りないので更新感覚が最初から開きがち。でも大きな穴はあけないように更新していきたいと思います。